タトゥー・刺青の部位による注意点
1. 胸
紡錘型に(真ん中が広く、両端がしだいに細くなる形)で皮膚を切除した場合、皮膚の寄せ幅が広い部分がくぼんでしまいます。そのため、乳首の位置がアンバランスになってしまったり、乳房が変形することがあります。
2. 手・腕
手首や腕には重要な神経や血管、筋が通っています。また、手の甲や指は肉がほとんどなく、皮膚の下には筋が通っているため、治療後のダメージが少ない治療法の選択を。
3. 足
手と同様、日常的に動かす部位であり、すねや足首、足の甲の部分は皮膚が薄く、伸縮性がないため、無理な切除や縫合をすることで「ひきつれ」を起こすことがあります。また、体重がかかりうっ血しやすい部分でもあるので、療後のダメージが少ない治療法の選択を。
4. 背中・おしり
背中からおしりにかけての皮膚は引っ張られやすい部分なので、動くことで移植や削皮による傷がズレてしまい、ケロイド状になりやすいことが懸念されます。また、胸と同様、皮膚を除去することでヒップラインに影響を与えることも。